2023年10月1日よりインボイス制度がスタートいたします。先月8月24日に、抹茶請求書2.6.2においてインボイス制度に対応するために、適格請求書発行事業者登録番号の表示をリリースいたしました。
今回はインボイス制度において必要な「税率ごとに区分した消費税額等」の端数処理に対応いたしましたのでリリースいたします。
今回のリリースによる変更点は以下になります。
「税率ごとに区分した消費税額等」の端数処理への対応
消費税端数処理につきましては、国税庁より発行されている「適格請求書等保存方式の概要」に記載されている通り端数処理を以下のように対応いたしました。
○適格請求書等保存方式においては、適格請求書に記載すべき「消費税額等」の計算方法が定められており、取引に係る税抜価額又は税込価額を税率ごとに区分して合計した金額に対して、10%又は8%(税込の場合は10/110又は8/108)を乗じて得た金額に対して端数処理を行い「消費税額等」を算出します。
○したがって、適格請求書の記載事項である「税率ごとに区分した消費税額等」に1円未満の端数が生じる場合には、一の適格請求書につき、税率ごとに1回の端数処理を行います。
※端数処理は、「切上げ」、「切捨て」、「四捨五入」など任意の方法で行うこととなります。
(適格請求書等保存方式の概要より抜粋)
現在、最新のPHPに対応したバージョン3.0.0のリリースを準備中となりますので最新の環境に適応したバージョンはもう少々お待ちいただきますようお願いいたします。